ゴッホが最晩年の数ヶ月を暮らしたオーヴェル・シュル・オワーズに行ってきました。友達の車で行ったのですが、ここはパリから約1時間ほどの小さくて静かな田舎町。ゴッホファンにはたまらない場所なんですよ~。私も朝からドキドキでした(笑)とても有名なゴッホの「オーヴェルの教会」※工事中なのがとても悔しい。
この絵は現在、オルセー美術館に展示されてます。描いたものの前には実際ゴッホの絵の写真の看板があるので、「あ~、これがここなのかぁ」なんて実物を見ながら絵の写真と比べたりできるのでちょっと嬉しかったりします。
ゴッホの人生最後の住み家となった「ラヴー亭」(通称ゴッホの家)
ここの1階はレストランになってて、予約してたので先に即ランチを食べました。10席しかなくて店内は素朴な感じ。
フランボワーズのアペリティフがとても美味しく、しかも変わったグラスなので買って帰ることに。フォアグラは焼きたてのパンにのせて食べるだけで贅沢な気分に。
鴨のパテ。自分で好きな分だけ取って食べるんです。赤ワインとの相性抜群。
メインは仔羊のもも肉。暗くなってしまってたー。
タルトタタン。りんごがクタクタに煮込まれていて優しい甘みがたまりません。
チョコムースも日本の何倍もの濃厚さ!
コースは1つしかなく、アペリティフと赤ワインを一緒に頼んでだいたい一人8000円ほど。ランチじゃちょっと高いのですが、まぁ最初で最後ということで・・・。研究室でお仕事してるオットには悪いのですが・・・。鑑賞料を店の裏で5ユーロ支払い、スライドフィルムを10分鑑賞後2階の「ゴッホの部屋」へ。ゴッホが息を引き取ったラヴー亭の屋根裏部屋は、自殺者の部屋として誰も住もうとしなかった為、そのままの姿で残されてました。小さな天窓だけがある飾り気のない質素な部屋ですね。何か写ってたらごめんなさい(笑)
村役場。
ラヴー亭のすぐ裏手にある小道。
この季節は麦畑じゃないけど。。。ここは町から車で5分くらいのところにあります。
ゴッホと弟テオのお墓。
皆さんオーヴェル・シュル・オワーズに訪れたくなったでしょ?私ももう一度行ってみたいって思ってます。でも車がないとちょっと不便かも・・・。
絵葉書と塗り絵をお土産に買ってみました。自分で色をつけるのってなかなか楽しいんですよ。「星月夜」はゴッホの絵の中で2番目に好き。それと「アルルの部屋」です。